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Char's Cafe

先日、小学校の個別面談がありました。
初めてのことで、どんなことを担任の先生がおっしゃられるのか、恐ろしい反面、興味しんしん・・・!

先月、事前に相談したいことを書いて提出するプリントをいただいていましたので、
20分休みの過ごし方を聞くと、教室で絵を描いたり図書室に行ったりしていることが多いようで、まだお友達があまり出来ていないのかなぁと気になっております。ただ本人はあまり気にしていない様子で、学校はとても楽しいと言っております」と書いて出していました。

どうもYouは、小学校という場所そのものや、小学校での授業とかお給食とかそういった事柄にはすぐ馴染んだようなのですが、
なかなか一緒に遊ぶ友達ができないでいるようなのでした。

学校からは毎日「あ~今日も楽しかった!」と言って帰ってくるし、私ものんびりしているので
何の心配もしていなかったのですが、例のインフル騒ぎが明けた頃からでしょうか、
「ところで2時間目と3時間目の間の20分休みとかお昼休みとかはどんなことしてるの?」と聞いてみると、
「教室で自由帳に迷路書いてた」とか「図書室で本借りてた」とか「ノートにマンガ描いてた」とか、そんな答えばかりが返ってくるのです。

それでも最初の頃は、「へ~そうかぁ、そんな気分だったのね」と思うくらいだったのですが、お外遊びが大好きな子なのに連日そういう返事が続くと、さすがに心配になってきちゃいましてね。
もちろん、迷路作りやマンガを考えることや読書も全部Youの大好きなことだから、取り立てて心配することではないのかもしれないのですが、せっかく学校に行っているのだからお友達と遊びを通じて触れ合って欲しい、それもすごく大事な勉強だという気持ちも大きいわけです。

「なんでみんなと校庭で遊ばないの?」
「ボクは迷路が(マンガが)描いていたかったの!」
「でも、せっかく学校に行ってるんだもの、お友達と一緒に遊ぶことも大事だよ」
「だって、誰も誘ってくれないんだもん」
(うおぉ~、そんな理由だったんだっ!)
「えぇ~、誘ってくれないって、そんなん、みんなと一緒にダーッと校庭に出ちゃえば、誘うも誘わないもないって」

「そんなこと言っても気がついたときにはみんな行っちゃってるし、先生も、’ひとりでいるお友達は誘ってあげましょう’って言ってるんだよ。でも、誰もボクを誘ってくれないんだ」

「それはね~、みんな自分が楽しく仲間とやっているときは、ひとりぼっちでいる子のことが目に入らないもんなんだよ。気がつかないだけなんだよ、You君がひとりでさびしいなぁと思っていることに。悪気はないんだよ。
それにね、お友達を作るときは、誘われるのを待ってたんじゃダメ、自分から誘うってこともしなきゃ。
わかるでしょ?」

「でもね、嫌がられるかもしれないでしょ? ボクはね、そういうことができないんだよ~~!!!」と、のたまうのでした。




そういえば、幼稚園のときも年長になるにつけ、園外行事の集合のときなど、遅めに行ってすでに友達が先に集団を作って遊んでいると、なかなかパッと輪に入っていけないところがありました。
いつも会っている幼稚園の仲間同士でもこれでしたから、考えてみれば誰一人以前からの友達のいない中に放り込まれたYouにとって、友達作りはそう簡単なことではないはずでした。

まぁ幸いなのは、非常にマイペースな子なので、そういう状態に自分自身が悩んでいるふうはなく、
親しい友達ができないんならそれはそれでいいと言わんばかりに、ひとりでもできる遊びで楽しんでいるようなのでした。


でもやっぱり少し不憫に感じてしまって、ひとりで寝られるようになってからもう長らくお休みしていた
夜の読み聞かせを再開したりしました。



「今日は学校で何がいちばん楽しかった?」
すごい迷路を考えついたことっ!」

「今日学校で楽しかったのは?」
20分休み。ついにマンガが完成したんだよ~~!!!」

・・・相も変わらずそんな日々が続いて、個別面談の一週間くらい前からついに
「今日は20分休みに滑り台おにご(滑り台周辺でするおにごっこ)した!」
「今日は校庭でドッジボールした!」
と言うようになって・・・

「なんで校庭で遊ぶ気になったの?」と聞くと

滑り台おにごする人~って〇〇君が言いながら教室出たから、ボクもやりたいなぁって思って。楽しかったよ~~。鬼に当ててもらって嬉しかった
「鬼に追い掛け回されると嬉しいんだ」
うん。うれしい!!!」






〇〇君、どうもありがとう!!! 君は救世主だっ






で、面談ですが、
最近は外でも楽しく遊ぶようになってきたこと。それでも教室で何かしていることも多いけれど、ひとりでいるわけではなく、友達と楽しそうに話しながら絵を描いているから、先生としてはそれほど心配しておられないということ。しかし性格的に遠慮っぽいところがあるというか少し自信のないところがあるというか、我先に何かするという感じではなく、人のやることを見てから動くところがあるから出遅れることがあるということとか、反応が非常に素直であるとか、苦手なことでもよく頑張っているところがエライですね~とか、具体的なエピソードを交えながらお話してくださって、私としては、途中ちょっと不安になった1学期でしたがそれも時間が解決してくれそうな、未来が明るく思える面談となりました。

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("over the rainbow" by celtic woman )

廊下には子供たちが描いた虹の絵がいっぱい貼ってありました。
虹_e0125894_048096.jpg

Youの絵は・・・と探すと・・・
ありました!!!
虹_e0125894_0485177.jpg

前回の参観日のとき、図工の時間で、絵の具で虹を描くところまで見せてもらっていました。
その後、クレパスで好きな絵を付け足す予定と聞いていたけれど、
チャーちゃんをいっぱい描いたんだね!

ありがとう! ママもあの虹の絵を子供たちがいっせいに描くところを見て、チャーちゃんを思い出していたんだよ。

本当の意味で小学校に馴染むのは少し時間がかかるよね。
別に急ぐわけでもなし。ゆっくり行こう~~!!!
虹_e0125894_0544559.jpg

by charmy-you | 2009-07-05 01:21
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