2月は何回も雪に埋もれたプランターのビオラ。
どんどん咲き始めたので、ノースポールと一緒にいけてみました。

今、
伊予柑も最高に美味しいですね!!!
**************************************
さて、昨日はママの「
リフレッシュ・デイ」。
何をしたいかなぁ~とよく考えてみたところ、閃きました!
わたし、いっぺん、宝塚の舞台、
観に行ってみたかったんだわっ!!!
宝塚歌劇と同じ沿線、6,7分の距離に住みながら、一度観たい観てみたいと思いながら
早3年・・・! 幼児を持つハハには観劇はなかなか高いハードルがありました。。
しかし、今回ばかりは、2月3月に新しくかかる公演の新聞広告を切り抜いていたほど
観たいステージがありました。
それが起爆剤となって、ネットで当日券の有無を調べてみたところ、簡単に入手可能な模様。
ということで、いきなり「
タカラヅカ観劇デビュー」です。
「ママ、おいてかないで~。ボクも一緒に行くぅ~~!」
という声を振り切っての出発。
「あのね、小さい子は来てないところなの。もうちょっとお兄ちゃんになったら、いっしょに行こ♪
ママはね、時々ひとりでお出かけしないと、塩かけられたナメクジみたいに溶けちゃうの・・・
(↑よくもまぁ・・・! )
ママが溶けちゃったらYouちゃん、ヤでしょ? 終わったらすぐ帰ってくるから
パパと仲良く遊んでてね♪」
塩かけナメクジを見たことのあるYouは、ママが溶けちゃったらたいへん!と思ったか
思わなかったか、とにかくこれで納得してくれました。やった\(^o^)/
武庫川を越えて、あれに見えるが宝塚大劇場。

中は、こんなに煌びやか。ここまではYouを連れて何度か入ったことがありました。
老若問わず、夢子さんっぽい人の多いところだな~~と思っていましたが、
今日は完全にわたくしもその1員。。 オホホホホ・・・

立ち見の次にリーゾナブルなB席当日券をゲットして入場です。

私の座席はいずこ~~??? (・・・涙) 音楽ホールと違って、案内係の人いません。
のんびりカフェでゴハン食べてたので、開演ギリギリ・・・焦ります。(←自業自得)
みなさん、きっと座席よくご存知なのね~。。 あぁ、まだ上?? ほとんど天井桟敷。

でも、段差がすごくあるから、前の人の頭が邪魔になることはないのよ~(←負け惜しみ)
雰囲気を味わうだけなら、B席でも十分かも。ど真ん中だったし。
でもオペラグラスは必要でした!(帰りに「貸し出し」があったこと判明、
なにごともせんだつのあらまほしきことかな・・・)
舞台下の三日月穴がオーケストラ・ピット。
さて、今回、私がどうしても見たくなった舞台というのが、こちら。

戦後の日本の復興・独立に尽力した白洲次郎の半生を描いたミュージカル。
(新聞広告からの抜粋)
信念の男・白洲次郎の生きざま 友情、夫婦愛を描く大作
「白洲次郎。180センチを超える長身、スポーツ万能、ケンブリッジ大学卒。オイリー・ボーイと異名を取るほどの車好きで、日本に初めてジーンズを紹介した先進的な気質を持ち、「日本は戦争に負けただけで、アメリカの奴隷となったわけではない!」と連合国軍最高司令官のダグラス・マッカーサーを恫喝。GHQから「従順ならざる唯一の日本人」と言わしめ、
「葬式無用、戒名不要」とたった2行の遺書を遺して昭和を駆け抜けた。今の時代にこそ現れてほしい話題の人物像にスポットを当てる。・・・」

なんてカッコイイの? シビレるじゃぁありませんか・・・!
実は10数年前、娘時代、東京にいた頃、母が奥さんの白洲正子さんの著作や関係図書をたくさん読んで傾倒していて、私も白洲次郎なる人物像に触れる機会があり、たいへん興味がありました。
多分、宝塚のステージとしては異色な題材での、宝塚歌劇初体験でしたが、
本当に、とてもよかった!!! 月並みな表現ですが、感動しました。
お芝居の内容に、
美しい歌声に、
キレのある踊りに、
オーケストラピットから流れる生演奏に、
驚くほど早変わりの豪華な舞台装置に、そして、
タカラヅカという世界そのものに!!!!
2部構成で、「黎明の風」と題した白洲次郎題材のお芝居は前半。
後半は華麗な歌とダンスを披露するグランド・レビュー。
いわゆるタカラヅカらしさはこちらで堪能させてもらいました! これでもかこれでもかと
まばゆいばかりのレビューが次々と繰り広げられていきますが、観ているうちに、「もっとやってもっともっと!」という気になってくるから不思議です。1階席と2階席では、やはりお客さんのノリと熱狂振りが違いますが、それでもフィナーレではもういつの間にか、2階席でもみんなで「シャンシャンシャンシャン・・・!」と手拍子を一緒に打って盛り上がってしまう始末。。
いやぁ~、やられてしまいました。タカラヅカの魅力って、コレだったのですね。
磨き上げられた芸に圧倒されながら3時間、現世からひたすらキラキラした美しい別世界にワープさせてもらい、とっても高揚した気分になって家路につく・・・。
これは、もしやしてもしやして、ハマったかも。。
状況が許すのなら、また来週にだって通いたい!
**************************************
どのくらいいかれてしまったかというと・・・
どちらかというと正直、昨日の昨日まで、タカラヅカの衣装にはひいてしまう感性の私でしたのに・・・
コレ、こういうの、館内にあるのですよ。

いやだぁ~と笑って通り過ぎていたはずの私が、「バッチリ、舞台メイクしてもらって、着てみるっていうのも・・・。やっぱりタカラヅカは男役よね! どうせなら、後に羽がついているのかなぁ・・・!」なんて立ち止まってしまったりして。。
「メイク落とすのもったいないとか言って、そのまま電車乗って帰ってきて駅前のコープさんで
買物してたら、デーモン小暮に間違われるかしら???」なんて妄想までしてしまった。。
ここまでキャラを変えてしまう影響力、やっぱりタカラヅカってすごい!!!
(↑・・・って私が単純なだけ)
**************************************
さて、駅のホームから帰るコールをした私、
パパの「Youちゃん、ママからだけど代わる? え・・・なに?? あ、本物のママに早く会いたいって言ってる~」というのを聞き、いきなり目が覚めました。
「韋駄天おヤス」で帰りましたことよ。
ふぅ~・・・、いい夢見せてもらいました。
よぉし、また観に行くぞーーー! (パパ、またいつか、よろしく♪♪♪)